東京の首相官邸に生えてたという大きな蘇鉄[そてつ]の木で、昭和のはじめごろ、この木の葉っぱが突然生気を失ったみたいにからからと干からびたりぐったりしだすと、そのときの内閣が寿命になったり、組閣を考えてた新内閣がおじゃんになったりする、といううわさが新聞記者たちなどのあいだにあったトサ。
和漢百魅缶││2014.09.16 Design. Koorintei Hyousen 2014