ゆどのさんのやまんば 湯殿山の山姥

ゆどのさんのやまんば(湯殿山の山姥)

出羽の湯殿山にいたという山姥。むかし、湯殿山の滝からきらきら光る梵字がいくつもいくつも流れて来たので「これはまぶしくて邪魔だ」と流れて来る梵字流れて来る梵字に蕗[ふき]の葉っぱをかぶせて封じてしまってたといいます。

川下に流れて来たその葉っぱをふしぎがってあけてみた弘法大師が「これは大日様がおられるのだな」と、山へやって来て、山姥を法力で封じ、それが姥ヶ岳の名前のはじまりになったのだソウナ。

和漢百魅缶││2014.08.30
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