おおうみへび 大海蛇

おおうみへび(大海蛇)

津軽海峡にあらわれて海を荒らしては北海道に渡ろうとする舟を沈めてしまっていたという巨大なうみへび。

むかし、源義経[みなもとのよしつね]が落ちのびて蝦夷に渡ろうとしたとき、津軽の三馬屋で出逢ったふたりの乙女のうちのひとりだけを連れて舟で出発。連れていってもらえなかったもうひとりの乙女がそれに激怒して海に身を投げて大海蛇になり、義経たちの舟を襲ったのがその端緒だトカ。

和漢百魅缶││2014.08.25
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