晋のころ、東陽の西寺に出たというふしぎなもの。鹿[しか]のあたまだけのようなものだったといいます。頭があるのですが、別にどこかしらかに穴があってそこから頭がのぞいてるというわけではなく、頭がポンとあったらしいです。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『異苑』曰 「東陽 西寺七仏屋龕下有一物 出頭如鹿 有法献道人迫而観之 於是吐沫噴灑気若雲霧」
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