むやみやたらに鳥をうち殺して、食べてたひとに鳥たちのうらみからくる応報がくだるというもの。
むかし、饒州の男が長年むやみやたらに鳥をうち殺したり、巣にのぼっていっては雛鳥や卵を取っては食べて過ごしてたところ、ある年、急に目が真っ赤になって体中が熱湯につかってるような熱さになるという症状になり、そのうち家の中には無数の鳥がギャーギャーワーワー飛び交う幻が見え、ついには体が裸にされた鳥のようにガリガリに痩せ、動くことも出来なくなり死んでしまったトカ。
和漢百魅缶│2013.06.15
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