じゅみょうがい 寿命貝

じゅみょうがい(寿命貝)

筑前遠賀郡の乙丸村につたわるもの。大きなほらがいで、その肉をたべたひとは不老長寿になったといいます。

乙丸村では、ほらがいの貝がらに水をくんだものを飲むと病気が治るとか疫病を避けるとして、お祭りのときの行事にしてたりしました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
「にんぎょ」の肉などと同じで、この肉をおおむかしに食べた女の人が不老長寿になってしまい、この土地にいられなくなって各地を転々として奥州に住んでたという言い伝えが残ってます。

和漢百魅缶│2013.04.09
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