境港につたわるおきつねさん。むかしあった松林のなかのいちばん大きな松に宿ってたといいます。善い人はだまさず、悪い人だけをいじめていたソウナ。泥棒があったときに「おたねさん」に頼むと、その犯人の家の前で毎晩コンコン鳴きわめいて教えてくれたといいます。
毎年京都の伏見稲荷におまいりに行ったりしてもいたトカ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 雲州松江の「やだのおたねさん」とは別のおきつねのようです。
和漢百魅缶│2013.04.02 Design. Koorintei Hyousen 2013