かめい 鍋鳴

かめい(鍋鳴)

突然おおきな音で鍋[なべ]がうなりだすというもの。よくないこと、あるいは、よいことの前兆だとされています。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『水東記略』曰
「程公信白公圭偕赴春明時 入旅肆中 其家忽鍋鳴 二公以為不祥兆 遂出避之 鍋声随其車数里而止 後二公相継為大司馬」

似たものに鼎がうなる「ていめい」、釜がうなりだす「なりがま」などもあります。

和漢百魅缶│2013.02.27
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