突然おおきな音で鍋[なべ]がうなりだすというもの。よくないこと、あるいは、よいことの前兆だとされています。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『水東記略』曰 「程公信白公圭偕赴春明時 入旅肆中 其家忽鍋鳴 二公以為不祥兆 遂出避之 鍋声随其車数里而止 後二公相継為大司馬」
似たものに鼎がうなる「ていめい」、釜がうなりだす「なりがま」などもあります。
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