むとうき 無頭鬼

むとうき(無頭鬼)

恵嵬が谷で修行をしてたときに目の前にあらわれて邪魔をしようとした鬼神のひとりで、頭がありません。

恵嵬が「おまえは頭がないから頭痛に困らせられることなはいな」と言ったところパーっと消えてしまいました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『梁朝高僧伝』などに出て来るもので、この後「むふくき」と「てんにょき」がつづいて恵嵬法師の前にあらわれました。

和漢百魅缶│2013.02.05
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