かきのきのかいちゅう 柿木の怪虫

かきのきのかいちゅう(柿木の怪虫)

武州の今里村の桑原坂にあったお豆腐屋さんの家の柿[かき]の木にある日くっついてたというふしぎな虫。まるくて細い7寸くらいのしっぽがついてたというもので、口をぱくぱくさせてたといます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『日東本草図纂』には「怪虫」という名で項がたてられてます。ちゃんとした呼び名は何かあったらしいのですが伝わってません。

和漢百魅缶│2012.11.21
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