広南の海にあるという大きな火山に生えていたというふしぎな木。この火山は4月から12月までは火にまみれているけど、そのあと火がおさまって草や木が生えてたと言います。
この木は薪に使うと燃え尽きることがなく、その繊維をとって織り上げると燃えない布(火浣布)になったソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『述異記』曰
「火山在広南大海中 四月生火十二月火滅之 後草木皆生 枝上至火生葉落如中国寒候地 取此木以薪燃之不燼 以其皮績之為火浣布」
和漢百魅缶│2012.05.25
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