富士山のかみさまからいただいたというお米で、これを食べると2旬くらいは何も食べなくてもすごせるといったふしぎなもの。山で行方を迷ってしまったひとに「やまんば」が「これを食べるといい」とわけてくれたりも。
☆ 莱莉垣桜文 附註 御伽草子の『花世の姫』などに出て来るもの。
『花世の姫』 「これは富士大菩薩の御前の花米なり。是を服すれば二十日は物を食はねども身には力つくなり」
和漢百魅缶│2012.01.04 Design. Koorintei Hyousen 2012