よるのしお 夜の塩

よるのしお(夜の塩)

信州の入野谷などにつたわっているもので、夜になってから生の塩を持ち歩くとかならず災厄が起こる、と考えられてて、夜に塩が届いたりしたら朝になるまで家に入れなかったりしたと言います。どうしても持って歩かねばいけない時などは、塩の上に囲炉裏のおき火を載せれば悪いことを避けられると言われてたそうです。

和漢百魅缶│2011.12.27
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