山や川などにぽつぽつと浮かんでみえるという青い怪火。左の足にはいてるぞうりなどで招いたりすると、近寄ってきたりするとも言われています。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『物類相感志』曰
「山林藪沢晦暝之夜則生焉 散布如人秉燭 其色青異 乎人火 郷人慣見 多以左足之草履而招之来 漸近聞人声則滅 又従本処明矣」

ぞうりで招くと近づいてくるといったような性質は、日本の怪火にも時々みられる性質のひとつで、大陸から輸入された事がうかがえます。

和漢百魅缶│2011.11.21
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