ていめいほうごう 鼎鳴宝号

ていめいほうごう(鼎鳴宝号)

むかし、宋の文帝のもとに起きたというもの。文帝が毎日毎日大好物な鶏のたまごを調理させて食べていたところ、鼎[かなえ]の中から悲しげに泣く声と観音さまの宝号が聞こえるようになったんだトカ。その報告を受けた文帝がその鼎を見に行くと、実際にそういう声がしていたので、その後たまごを食べるのを止めたんだソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
ていめい」のひとつ。

和漢百魅缶│2011.09.11
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