すいちゅうはくぎゅう 水中白牛

すいちゅうはくぎゅう(水中白牛)

むかし、[六+兄]州(えいしゅう)を船で通っていたひとが水の中に鎖が浮かんでいるのを見て、「なんであろう」と思って引っぱってみると、真っ白い牛が水の底から光かがやく白いうしが出て来た、というもの。何丈もの水の底から出て来たこれは神様の使いに違いない、と思って鎖を離したところ、うしは鎖と一緒にまた水底に入っていってしまったと言います。

和漢百魅缶│2011.05.19
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