南の国に住んでいると言われていたふしぎなとかげの仲間で、時間時間によってからだの色を十二色に変えたことから、十二辰虫(じゅうにしんちゅう)あるいは十二時虫(じゅうにじちゅう)と呼ばれていました。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『酉陽雑俎』曰 「南中有避役 一曰十二辰虫 状似蛇医 脚長色赤青肉鬣」 『投荒雑録』曰 「南海有毒虫者 若大蜥蜴 眸子尤精朗 土人呼為十二時虫 一日一夜随十二時変其色」
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