明治24年(1891)に駿州の島田にうちあがった大きなたこ。黒くて白まだらがあって7本足、頭から足の先っちょまでが4.5mほど、しゅろの毛のようなものが胴には生えていたと言います。
☆ 莱莉垣桜文 附註
足が7本というのは「しちほんあし」などに見られる特徴ですが、こちらの場合、単にちぎれていただけかも知れません。
のちに書かれている「しおがまのおおだこ」は完全に新聞の文章での特徴描写が合致してるのでおなじ存在であるともいえますが、単に焼き直し話題なのかも知れません。
和漢百魅缶│2011.02.14
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