こうみのとち 子生栃

こうみのとち(子生栃)

信州の薮原と奈良井の間にある鳥居峠に生えてる栃[とち]の木で、木のほらの中に夜泣きのひどい子を入れると治るとか、この木の皮を煎じて飲むといい子宝に恵まれるなどと言われていました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
この木には、道に向かって枝がひょろりと延び出してる所があって、その部分は「天狗の腰かけ」とも呼ばれてたそうな。

和漢百魅缶│2011.01.22
Design. Koorintei Hyousen 2011