ほっかいさま 行器様

ほっかいさま(行器様)

陸前の七北田村の古内につたわるもので、寛永18年に空から行器[ほかい]が降って来たので、ふしぎに思って村人が開けてみたところ、なかに出来かけのお赤飯が入ってたので、これをまつって稲荷神社を建てましたんだとか。

☆ 莱莉垣桜文 附註
行器は、お弁当などを運ぶために使われていた漆塗りの器。

和漢百魅缶│2010.10.13
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