ろうや 狼爺

ろうや(狼爺)

むかし、山東省の正平[しょうへい]に住んでいた病気がちのある老人を食べたあとに、その老人の姿に化けていたというおおかみ。おおかみの姿のときに山道で襲った男に斧でつけられた傷がもとになって正体がわかり、村人たちによって退治されました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
「かじがばば」や「やさぶろうば」などと同じ趣向の昔話です。

和漢百魅缶│2010.10.08
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