みずのかきおと(水掻音)

夜、川のほとりなどを歩いているひとの背後でバシャバシャと水面がにわかにあばれたような音を出すもので、振り返っても何もおらず、しばらくのあいだついて来るといいます。
たぬきやきつね、かわうそなどの化け種目の一ッで、石などを投げるとしばらく音が止むと言います。

和漢百魅缶│2010.01.19
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