むかし、太平寺の威整［いせい］という僧が、壁にいた蜘蛛の脚を杖でたたき折ってしまったところ、手に大きな瘡が出来てそれが次第に重くなり、ついには鼻水や尿に小さな蜘蛛が混じって出てくるようになってしまったというもの。

和漢百魅缶│2009.11.02
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