おさりざわのけちょう 尾去沢の化鳥

おさりざわのけちょう(尾去沢の化鳥)

奥州の尾去沢の山にむかし出現したという火を吹くとてつもなく巨大な鳥で、牛がわめき散らすような大声を発して里のひとびとをおののかせていました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
この鳥が死んだとき、そのお腹の中から山のように金銀が発見されたことが、尾去沢の鉱山が発見されたはじまりだ、という言い伝えが残っている事で知られています。

和漢百魅缶│2009.09.23
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