美しい女の生首のみが転がっているというおばけ。
むかし、ある武士たちが百物語を試して百を語り終えた所、何も起こらなかったのでそのまま眠りにつくと翌朝、おのおののまくら元にこれが転がっており、さてどうしたものかと屋外に捨てると、しゃれこうべに変わり消えてしまいましたトカ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『諸国新百物語』などに記されている話にあるもの。

和漢百魅缶│2009.08.22
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