むかし、因州の山の中に現われたというおばけで、夜道に迷ったひとが灯りを目当てに家に入ると、妙に怪しげなお婆さんがひとりで囲炉裏にあたっていて、お爺さんの帰りを待っているというもの。実はその場所は家でもなんでも無く、気がつくとお墓だったりします。
和漢百魅缶│2009.08.08 Design. Koorintei Hyousen 2009