むかし、朝廷の庭に生えていた大きなえんじゅの大木で、夜、この木から琴や笛の鳴り渡るような音が響いてくると、必ず近いうちに新たに大臣になる人物が現われたといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『因話録』 「都堂省中門東道 有古槐 垂陰至広 相伝夜聞糸竹之音 省中即有入相者 俗謂之音声樹」
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