南の海に棲んでいるという魚で、この魚からとった油は音楽や賭博の席を照らすときはピカピカと輝くのに、手仕事をする時に照らすとショボショボとしか光らないと言います。むかし、姑によって沈められてしまったあるおかみさんが、この魚に化けたという言い伝えが残っています。
和漢百魅缶│2009.03.26 Design. Koorintei Hyousen 2009