うみのばけもの 海の怪物

うみのばけもの(海の怪物)

慶長のころ、奥州の船川村ちかくの海に光りを放ちながら浮かび上がったと言う、ふしぎなおばけ。
佐藤権太夫という人がこれを拾い上げ、家に祭ったところ、以後、船川の港には、たくさんの鰰[はたはた]の群れが押し寄せて来るようになったと言います。

和漢百魅缶│2008.12.29
Design. Koorintei Hyousen 2008