かりこぼう 狩子坊

かりこぼう(狩子坊)

日州などに分布するかっぱの仲間。「かりこぼうず」とも。木の倒れるような音や高笑いを立てて人を脅かしたり、夜、お湯の残っているお風呂に勝手に入っていって、臭いにおいを残していったりすると言われています。

☆ 莱莉垣桜文 附註
他の河童たちと同様、春と秋のお彼岸を境にして、住み所を川から山へ変えます。川にいるときは「すいてんぼう」などと呼ばれます。

和漢百魅缶│2008.12.07
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