ふくぶつぼう 福仏坊

ふくぶつぼう(福仏坊)

奥州会津の山奥にひとりっきりで住んでいたというふしぎな人で、山にある木の実などだけを主食にして数百年も生きていたとか。

☆ 莱莉垣桜文 附註
山崎美成『堤醒紀談』曰
「その人はもと伊予国の産にて二十五歳の時この地に来るとき道にて尾張国熱田を過りけるに鐘を鋳るを見たりと云その鐘は今已に数百年の物なりされば此人の年齢思ひやるべし」

和漢百魅缶│2008.11.25
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