たこやまぶし 蛸山伏

たこやまぶし(蛸山伏)

播州の明石の海に棲んでいた大きなたこ。東窓后[とうそうこう]と西窓后[せいそうこう]という王妃様にしばしばちょっかいを出していましたが浮須三郎左衛門という若者に退治され、石になってしまいました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
この蛸が変じた大きな石は「山伏塚」と呼ばれています。

おおえい」の伝説の大えいとおなじ同じ伝説が残っており、その前後関係が気になる存在です。

和漢百魅缶│2008.06.01
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