かわこぞう 河小僧

かわこぞう(河小僧)

遠州、三州、勢州などに分布しているかっぱの仲間。これにしんのこ(しりこだま)を取られた人は必ずおしりを上にして浮かんで来ると言います。

☆ 莱莉垣桜文 附註
6月の祇園の季節に現われるので、川で泳ぐのはよくないと言われてたことから、「ぎおんぼうず」とも呼ばれます。

三州などでは、蓼[たで]紫蘇[しそ]などの草を嫌うと言われてます。

和漢百魅缶│2007.10.26
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