てながばばあ 手長婆

てながばばあ(手長婆)

総州につたわる、池や沼の底などにひそんでいるというおばけ。水辺に近づく人間をとてつもなく長い手をつかって水中に引きずり込んでしまうといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
似たものに武州大瀬の「てなが」などがいます。水辺に出て子供を取るという点では、讃州の「うすひきばあさま」に近いものがあるようです。

和漢百魅缶│2007.08.18
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