たぬきのひけし 狸の火消

たぬきのひけし(狸の火消)

たぬきたちが火消し人足に化けて、火を消す作業を手伝ってくれるというもの。むかし、上州の厩橋城の城下には、大火があった折りに「ぶんぶくちゃがま」で名高いの茂林寺のたぬきたちが纏[まとい]や鳶口[とびぐち]を銘々持って火消しの一団に化け、火を鎮めるのを手伝ってくれたという話が残っています。

和漢百魅缶│2007.06.12
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