きつねび 狐火

きつねび(狐火)

原っぱや山道などに、ぽわっと浮かぶあやし火で、きつねがシッポをたたいて起こすとか、ホネに火をつけたものを咥えてる、などと言われています。
たくさん列になってぞろぞろ歩いたり、近くに見えたと思ったら、突然に遠くの方に見えたり、ちかちか点滅したり、と色々な動きを見せたりします。

☆ 莱莉垣桜文 附註
貝原益軒『大和本草』曰
「其口 気ヲ吹ケバ火ノ如シ 狐火ト云」

和漢百魅缶│2007.05.02
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