ごくねつてっちゅう 極熱鉄柱

ごくねつてっちゅう(極熱鉄柱)

地獄にある亡者を責めるためのもので、とんでもなく熱々になった鉄の柱。

亡者たちはこれに抱きつかせられ、あっという間に熔け焦がされてしまいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『日本霊異記』の智光法師が地獄に堕ちるはなしでも、極熱だと描写されてて、亡者ががさがさに熔け焦げたあと3日後に獄卒たちが「活、活」と唱えながら箒[ほうき]でなぜると、亡者たちの体はモトに戻って、また鉄柱に抱きつかされるとあります。

『日本霊異記』曰
「地獄熱気 往前 極熱鉄柱 立之」

獄卒たちが「活、活」と唱えると亡者がよみがえって、いつまでもおなじ責苦を与えられつづける形態は、いろいろな地獄にあります。

和漢百魅缶│2026.10.18
Design. Koorintei Hyousen 2026