討ち果たされたとしても、なお力強い霊力をもって存在してる勇者などのたましい(鬼)のこと。
「百鬼雄傑」(ひゃっきゆうけつ)などとも。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『楚辞』の「国殤」にあるもので、漢文・漢詩などでひろく見られたものです。注釈書のなかには「百鬼之雄傑」や「百鬼雄傑」などの表現もみられ、「鬼雄」以外のふつうなたましいをあらわすための「凡鬼」ということばも用いられます。
『楚辞』曰
「誠既勇兮又以武 終剛強兮不可凌 身既死兮神以霊 魂魄毅兮為鬼雄」
『神霊矢口渡』曰
「楚辞に曰。身既に死て神[しん]以て霊なり。子[し]が魂魄[こんぱく]鬼[き]の雄[ゆう]となる。されば国字に死する者。精神強壮武毅長く。百鬼の雄傑たるとかや」
和漢百魅缶│2026.09.24
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