末法になるとわらわらと生じるという、人間に都合のよいことしか語らなくなる沙門(僧侶)たち。
魔物たちがこれに変じて人間たちのあいだに入り込むとも、魔性に魅入られすぎた人間が堕してこれになるともされてます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『法滅尽経』曰
「五逆濁世 魔道興盛 魔作沙門 壊乱吾道 著俗衣裳 楽好袈裟 五色之服 飲酒[口+敢]肉 殺生貪味」
『釈迦法滅尽相記』曰
「五逆濁世 魔道興盛 諸魔沙門 壊乱吾道 著俗衣裳 楽好袈裟 五色之服 飲酒炙肉 殺生貪味」
雲照『緇門正義』曰
「法滅尽経には。法滅せんと欲する時。五逆濁世魔道興盛にして魔沙門となり。吾道を壊乱し。俗衣裳を著[ちゃく]し。好袈裟を楽[ねが]ひ」
「仏は好袈裟。及び五色の衣を著する等は。法滅の相にして。魔の所業なりと。呵責し玉ひ。国律には。綾羅錦綺等の衣を著いる者は。十日苦使せしむと。制し玉へる所を。犯せる者に非ずや」
和漢百魅缶│2026.06.27
Design. Koorintei Hyousen 2026