しちへんだんし 七遍弾指

しちへんだんし(七遍弾指)

僧侶たちが飯食[ぼんじき]を鬼類・餓鬼たちにほどこしてやるときに弾指を鳴らすことで、7回おおきな音でやるものだと教えられてました。

鬼類・餓鬼たちは人間が見ている状態ではこわがってものを食べることが出来ないため、弾指しおわったら、ほどこした飯食に眼をやってはいけないともいいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
7回おこなうのは、餓鬼たちのような鬼のなかには耳のとおいものが多くいたりもするので、回数を多く、音も大きく立てるということがおしえられたりもしたようです。

『諸儀軌訣影』曰
「天等にき弾指三反。仏には一遍也。餓鬼は七遍而して餓鬼のには声を高くせよとあり。餓鬼の中には耳のとをきもある故に声を高くして弾指せねば得しらぬ也」

和漢百魅缶│2026.06.21
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