かささぎのこと。すこし先の未来を知ることの出来る鳥だと考えられてて、これが鳴くのはよいことをもたらす人が訪れたり、よいことの起こったりする前兆だと言われてました。
鵲噪[じゃくそう]あるいは鵲声[じゃくせい]と呼んで、その声の響きわたることはものすごく天気のよくなる予報、縁起のよいことだと言われてました。
☆ 莱莉垣桜文 附註
喜鵲[きじゃく]乾鵠[かんこう]乾吉[かんきつ]干吉[かんきつ]などとも呼ばれます。
『禽経』曰
「霊鵲 兆喜」
『開元天宝遺事』曰
「時人之家 聞鵲声以為 喜兆 故謂霊鵲報喜」
『田家五行』鳥獸類 曰
「鵲噪早報晴明 曰乾鵲」
未来を知るということでは「しょうじょう」とは真逆の一対として、よいことを知らせる存在としては蜘蛛とも一対として語られてたりもします。
『淮南子』氾論訓 曰
「猩猩知往而不知来 乾鵠知来而不知往」
『西京雑記』巻3 曰
「乾鵲噪而行人至 蜘蛛集而百事喜」
和漢百魅缶│2026.06.15
Design. Koorintei Hyousen 2026