山のなかにいる一ッ目の妖怪で、とてもちからが強いといいます。
落ちて積もった葉っぱたちが、これになるので、葉っぱが落ちた季節になると生じて、葉っぱがなくなってしまうといなくなるとも言います。
☆ 莱莉垣桜文 附註
近路行者『繁野話』の巻3で、山のなかにいる「山魅」のひとつとして脚色・描写されてるもの。目が一ッとか、ちからが強いとかの点は「やまわろ」や「やまおとこ」たちの性質が反映されてます。
『繁野話』曰
「木客[やまおとこ]といふ魂消[たまげ]る物こそあんなれ 朽木[くちき]積める葉に精[たましい]入り目一つにしてうごめきゆく 力つよく智慧なし 道に障らざれば物を害[そこな]はず 時気によって現れ 時気によって滅す」
和漢百魅缶│2026.06.14
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