しょうじょうもう 猩々毛

しょうじょうもう(猩々毛)

「しょうじょう」の毛からつくられてるという毛筆のこと。猩毛[しょうもう]とも。

猩々たちは毛が真っ赤だということから、「鮮紅な毛」であると想像されたり描写されたりすることがあるいっぽう、「黄色い毛」であるとする現実的な記録が存在してたりもするので、想像されるものと現実のものとが入り混じってる毛筆でもあります。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『詩学金粉』曰「猩毛 あかきけのふでなど」

実物な猩々毛の筆は、高麗の地から持ってこられて来たもののようで、しばしば記載がみられます。

『鶏林志』曰「高麗筆 蘆管黄毫 健而易乏 旧云猩猩毛 或云是物四足長毛善縁木」
『高麗図経』曰「高麗黄毫筆 軟弱不可書 旧伝為猩猩毛 未必然也」

和漢百魅缶│2026.05.14
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