慢心を起こした結果、成仏することも転生することも出来なくなった僧侶などがなるという存在。
からだは人間のようでかおは犬のようで鳥のような翼が生えてます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『平家物語』などでの「てんぐ」たちの描写にあるもの。「天狗」という文字からなのか「犬」が強調されてるのが特徴。「からすてんぐ」に比すれば「いぬてんぐ」といった具合。
『平家物語』(長門本)巻10 曰
「天狗と申[もうす]は人にて人ならず 鳥にて鳥ならず 犬にて犬にもあらず 足手は人 かしらは犬 左右に羽生ひて 飛[とび]ありくものなり」
「是と申[もうす]は持戒のひじり もしは智者 若[もし]は行人などの我に過たる者はあらじと慢心を起したる故に 仏にもならず悪道にも落ちずして かかる天狗といふ物に成なり」
和漢百魅缶│2026.03.31
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