相州の大山にいた荒ぶる神で、世の中の五濁によって蛇身の身に堕ちて苦しんでたといいます。
良弁[ろうべん]によって苦しみから脱することが出来たことを感謝して、山を守護する神になったとされます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
大山の縁起物語に出て来る存在で、「震蛇」のほかに「深砂」「振邪」などの用字がみられます。「深砂」がある点から「深沙大将」から発想されてるものなのかと推察出来ます。
『相模大山縁起絵巻』曰
「我は是当山守護の震蛇大王也 我久[ひさしく]荒神と成て 五濁にそみ 法性の理に迷し故により か様に蛇身をうけたり」
和漢百魅缶│2026.03.10
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