象牙でつくられた世にも奢華な著[たる]で、殷の紂王[ちゅおう]がつくらせて使ってたもの。
このようなものを用いはじめては、君主も臣下も衣食住に豪華なものしか用いなくなり、果ては国が亡ぶと嘆かれたいわくつきの品物で、結果として「だっき」のわがままにも繋がってゆきました。
☆ 莱莉垣桜文 附註
紂王が奢華のきわめるためにつくらせて箕子に嘆かれた「象箸」は、『十八史略』をはじめ一般的には「はし」だとされてますが、『通俗十二朝軍談』などでは「はし」(筋)ではなく「たる」(樽)の語義だとされてます。
和漢百魅缶│2026.03.08
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