きょうふくこんざつ 凶服混雑

きょうふくこんざつ(凶服混雑)

天下のひとびとに縞素(こうそ、白いままの衣や冠、喪のために着用される凶服)を着用させる命令を出してる状態のまま、おまつりも同時におこなってる状態のこと。

神々はそういう状態を怒って、たたりを起こすと考えられてました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
延暦元年(782)に災異や妖徴がつづいて起こったことの原因としてあげられたもので「吉凶混雑」のままになってる状態をはやくとかねばなりません、ということで桓武天皇は長くつづける予定だった縞素(喪服・凶服)の着用をやめさせたといいます。

『続日本紀』延暦元年七月 曰
「国家恒祀依例奠幣 天下縞素 吉凶混雑 因茲伊勢大神及諸神社 悉皆為祟」

五行志では「縞素 凶喪之象」と古くから言及があります。

和漢百魅缶│2026.02.18
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