くまがいのさんじのひのたま 熊谷の三次の火の玉

くまがいのさんじのひのたま
(熊谷の三次の火の玉)

遠州菊川の内田に伝わるもので、この地に流れて来た「熊谷の三次」という博徒の霊が飛んでるとされるもの。

雨や小雨の晩に、菊川に光が飛んでるように見えるのですが、近づくと見えなくなり、今度はもと来たほうに遠く光が飛んでるように見えるんだソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
熊谷の三次はおこないがよくないということから目をつけられて、土地の博徒たち(堂山の竜など)によって殺され、菊川に打ち捨てられたとされ、子供が言うことをきかないと「三次が来るぞ」と叱ったりもしたそうです。

熊谷の三次は、天保水滸伝などにも名前の出て来る博徒ですが、ここで死んだのかは未詳。

和漢百魅缶│2026.01.15
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