さんじゃくのおのさ 三尺の御幣

さんじゃくのおのさ(三尺の御幣)

天照大御神が岩戸に入ってしまって、くらやみ世界になったときに、世の中にあふれた悪魔たちを祓った、という神々が用いた幣[ぬさ]たち。

「おのさ」は「おぬさ」の通音。

☆ 莱莉垣桜文 附註
獅子舞や神楽の歌の文句として「みな三尺のおのさを持って悪魔をはらう、めでたいな」や「みな三尺のおのさを持ちて悪魔をはらう、泰平楽世とあらたまる」など、各地で悪魔祓いのためのことばとして用いられてます。

和漢百魅缶│2025.12.11
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