みぬまのぬし 見沼の主

みぬまのぬし(見沼の主)

武州足立郡の見沼にいた大きな竜蛇。

美しい笛の音をかなでて、あたりに響かせることもあったと言い、その音色にひかれて、若者がすがたを消したりすると、見沼の大蛇に取られたのだと言われたんだソウナ。

のちに「下総の印旛沼にうつり棲んだ」というはなしが語られてたりもしたようです。

和漢百魅缶│2025.10.26
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